小玉百夏さんはスタントマンにあこがれて群馬県の中学を卒業後、迷わずJAC(ジャパン・アクション・クラブ)養成所に入所。
スーツアクターとして芸能界デビュー。
6年間プロとしてアクション、スーツアクター等経験をした後、女優業に転向。
舞台女優も経験し、現在は映像作品の出演を中心に活動しています。

百夏さんの女優さんとしての映像を探すのに苦労しました。
なにしろ元メジャーのイチローさんとCMでキャッチボールした“野球女子”として有名すぎて、本業を間違ってしまいそうです(笑)
そこで今回は、小玉百夏さんの本業の女優としての素顔を探ってみることにしました。
小玉百夏さんの女優への道
小玉百夏さんのプロフィールを見ましょう。

1993年7月11日群馬県玉村町に生まれ、小学2年の時から2歳上の兄・冬馬さんと毎日野球に明け暮れる女の子でした。
中学時代には女子は野球部に入れないためソフトボール部に入りましたが、野球が好きな百夏さんには不満だったのでしょうね、目立った活躍の記録はありません。
- 身長:156㎝
- 体重:44㎏
- 家族構成:父母(詳細不明)と兄の3人家族
- 出身校:詳細不明
- 趣味:食べ歩き、映画鑑賞
- 特技:野球、ソフトボール、バク転、乗馬
- 所属:JAE→ワオ・エージェンシー
小学5年生の時見たハリウッド女優・アンジェリーナ・ジョリー主演の映画「トウムレーダー」のアクション演技に憧れ、中学を卒業後俳優・千葉真一さんが主宰するJAC(ジャパン・アクション・クラブ)に入所し、スタントやアクションを習います。
同期入所者は40人もいましたが半年後には10人に、最後には7人しか残っていなかった。厳し―い( ;∀;)
百夏さんは入所していたJAEの関係でスタントマンとして活動(仮面ライダーや特撮戦隊ヒーローものなど)していましたが、徐々に女優としての仕事をもらえるようになり、役名も付き顔を出して演技することが多くなりましたが、さらに芝居もやりたくなったと言っています。
自信がつくと欲も出るものですね!
この時期の主な出演作品には、2012年映画「SPEC」、テレビドラマ「仮面ライダーフォーゼ」などがあります。
子供のころから男の子にも負けない運動神経を生かすためスタントやアクションの道に進もうとしたものの、日本では地位も報酬も低く、先輩の志穂美悦子さんのように女優への道に進むことになったようですね‥‥
小玉百夏さんの出演作品は?
小玉百夏さんのJAEでの生活は毎日スタントやアクション、武術からバク転のようなアクロバットまでいろいろなトレーニングをしていました。
さらに高所から落ちる練習を朝から夕方まで繰り返してするなどハードな内容だったようですWW
女優としての役は火だるまになったり、車にはねられて死ぬ役が多く、また女優のアクションの代役などが主な仕事です。
結局トレーニングとスタント生活を5年繰り返したわけです。
そんな生活の反動でアクションありきでない本当の女優の仕事をやりたくなったようです。
百夏さんのデビューはスタントマンとして2011年ドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」に、その後もNHKの大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」第42回や「塚原卜伝」第3回に出ましたが、女優として認められたわけではなくアクション女優の顔ですね。
- 梅ちゃん先生(2012年、NHK連続テレビ小説)
- 仮面ライダーフォーゼ(2012年)
- 庶務行員 多加賀主水が許さない(2017年)
- 監獄のお姫様(2017年)
- アイアングラマン2第3話 稲田サチ役(2018年)
上記以外にも多くのドラマや映画に出演していますが、アイアングラマンの稲田サチ役が初の役名付きで、役どころはアクション女優やスーツアクター。
そんな現状から抜け出すために次第に舞台女優を目指すようになったのですね。
- 2016年舞台「ゲキバカ ごんべい」
- 2017年舞台「おしゃれ紳士×梅棒」
- 2018年舞台「七つの大罪 The STAGE」
などで、毎年舞台を中心に活躍。特に七つの大罪は5人の男たちと戦う主役級の見習い騎士ジェリコ役で、百夏さんの身体能力を100%発揮しているよ!!

そして2018年にとうとう舞台「山茶花」の“つばさ”役でヒロインを演じました。
「とても緊張しました。大事な大事な役でした。
日々の悩めるありがたさ。
役者としての生き甲斐を感じた公演でした!」
と千秋楽の後、百夏さんは語っています。
スーツアクターが女優になった瞬間です(^o^)
映画やCMの評判
映画の評判
小玉百夏さんの最終目標はハリウッド映画への出演。
今後は海外にも活躍の場を広げたいと、現在英会話に挑戦中です。
「世界に通用する実力派女優を目指し、アクションに限らず、たくさんの映画作品に出演し演技の引き出しを増やしたい。」と意欲的に語っています。
どんな映画に出演しているか調べてみましたが、2011年~2014年は東映の「仮面ライダー」シリーズ、2012年~2013年も東映の「スーパーヒーロー大戦」シリーズのアクション女優としての出番しかなく、ようやく2015年に「悼む人」の役名付きの出演だけ( ;∀;)
そんな百夏さんも2019年イチローさんと共演したCMで一気に人気者に!
その結果やっと主役級の役回りをもらえました。
望月元気監督の「百鬼千霊」、キョンシーでヒットした「霊幻道士」シリーズのパロディ映画です。
ファンは沢山の妖怪が出てとても笑えると好意的ですが、A級作品といえるかどうか!?
2020年封切予定の黒沢秋監督の「感染―彼女はいまシャチになる」(コロナウイルスを予感して撮影されたかは不明)には主役で出演していますが、いつ上映できるのかな?
小玉百夏さんが野球美女・野球女子といわれだしたのはそんなに古くはありません。
理由は無名のスタント女優だったからです。

そんな百夏さんを有名にしたのがCM出演でした。
それまでのCM出演はパーソルホールディングスの 「パ・リーグ全員野球篇」(2018年)の1本だけです。
2019年に憧れのイチローさんと共演したいと応募したのが佐藤製薬「ユンケル黄帝液プレミアム」(2019年)のCMだったわけです。
CMの評判
小玉百夏さんが野球美女・野球女子といわれだしたのはそんなに古くはありません。
理由は無名のスタント女優だったからです。
そんな百夏さんを有名にしたのがCM出演でした。
それまでのCM出演はパーソルホールディングスの 「パ・リーグ全員野球篇」(2018年)の1本だけです。
2019年に憧れのイチローさんと共演したいと応募したのが佐藤製薬「ユンケル黄帝液プレミアム」(2019年)のCMだったわけです。
この映像は各所に出回っているものです。
確かにバランスの取れた投球フォームですね。
明らかにいわゆる女子投げとはちがいます。
毎日流される膨大なCMも嫌われて炎上しているものも多いですね。
最近の炎上№1は広瀬すず&野井健の「ソイミルクティ」(歌が下手やダンスが気持ち悪い)
№2は汐谷友希らの「ポカリスエット」(青春を押しつけすぎる、くるくる回転する画面)
他にも上白石萌歌の「キリンレモン」(放送頻度が多すぎる、ミスキャスト)、あのキムタクの「ミスタードーナツ」のCMもいまさらにキムタクか?と叩かれ大炎上、大衆の心を掴むことは難しいね!!
その点、引退したばかりの大ヒーロー・イチローさんとスーツ姿の男性陣の中でキャッチボールする百夏さんの小柄でかわいい姿が好感を持たれたのでしょうね。
ラッキー、ラッキー(^o^)
まとめ
小玉百夏さんの芸歴を中心に調べてみましたが、華々しいものはありませんでした。
それでも中学時代から鍛えた心身の強さを武器に、だんだん女優の仕事が増えています。
アクション女優から大女優に、そして大きな夢・ハリウッド進出もかなうことでしょう。
楽しいのでしょうが野球女子はほどほどに(笑)‥‥

