映画「日本統一」は、2013年に第一作目がリリースされてから、現在までに30作以上が製作されている、ヤクザ映画シリーズの大ヒット作です。
不良だった男たちがヤクザの世界で頂点を目指すという、いわゆる「ヤクザの成り上がり映画」ではありますが、そういった世界に疎かったり、苦手な方にも受け入れられやすいように、わかりやすく、コミカルな味付けもされています。
今回は、映画「日本統一」シリーズのあらすじやキャスト相関図、感想や評価などについてもご紹介致します。

映画「日本統一」のあらすじ
映画「日本統一」は、横浜の不良で親友同士の氷室と田村という2人の男が、ヤクザ社会でのし上がっていき、この世界での日本統一を目指すというストーリーです。
氷室と田村は横浜で地元ヤクザとの争いごとを起こし、神戸に流れ着きます。そこで自分たち仲間を集め「龍征会」を結成。神戸を仕切る大物組織・侠和会と対立することになります。
この対立の結果、氷室は侠和会の一員となり、田村は刑務所へ。氷室は不良時代からの手腕を侠和会でも発揮、その地位を高めていきます。
田村が出所後し、再び氷室とのコンビが復活、龍征会は勢いを増していきます。
しかし、侠和会で内部分裂が発生、侠和会を抜けた者たちが京都に作った新組織・信闘会との抗争が始まります。
この抗争の結果、氷室と田村はそれぞれ別の刑務所に。刑務所を出た後、氷室と田村はそれぞれ別の道を歩み始め、対立し合いながら互いに悲願の「日本統一」を目指すことになるのでした・・・。
映画「日本統一」キャスト相関図
「日本統一」は、第一作目から数えて2019年8月現在で、35作もの作品が製作され続けています。
そのため作品内に登場する人物も多く、作品によって日本全国の各地へと舞台が移り、相関関係がややこしいと感じるかもしれません。
そこで、主要登場人物の簡単な相関図をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい!

映画「日本統一」主要キャスト情報
「日本統一」の主人公となる、氷室と田村の2人のヤクザ。
俳優の原田龍二さんの弟で、奥さんは「電波少年」などで有名な、タレントの松本明子さんです。

1994年にデビューして以来、善人役の多いお兄さんとは対照的に、悪役中心の役柄をドラマやVシネで数多く演じてきました。
剣道二段で、総合格闘技やボクシングもたしなんでおり、「芸能界喧嘩最強の男」という異名も持っているとか。本作の主役として、まさに「適役」と言えるでしょう!
千葉真一が創設し、真田広之さんや志穂美悦子を輩出したことでも知られるジャパンアクションクラブ(JAC)出身で、スタントマンも経験。出演作品では吹き替えなしで、華麗なアクションを披露しています。

「新 影の軍団」シリーズや多くのドラマやVシネに出演、声優としても活躍しています。
そのコワモテの表情から、Vシネ界の重鎮の1人として有名で、自身による監督作も製作しています。

川谷を主人公にした「日本統一外伝」も2019年に製作されたほど、シリーズの中でも人気を博している役柄です!
上記の、氷室・田村・川谷の3人が、全シリーズを通して登場する「最重要人物」になっています。
その他にも、哀川翔さんや白竜さんなど「Vシネのレジェンド」と言われている方々から、千葉真一さんや梅宮辰夫さんなどの大御所も出演している、「Vシネオールスター総進撃!」とも言える、豪華キャストが顔を揃えたシリーズなのです!

映画「日本統一」感想や評価
続いて、「日本統一」の感想や評価などをご紹介します。
ネットでは、「ヤクザもの」が好きな方はもちろん、そうでない人も一度見始めたら「中毒症状になる」面白さだという評判です。
だからこそ、30作以上も製作され続ける、「Vシネ界の水戸黄門」とでも言うべき息の長いシリーズになっているのでしょうね!
その他の、ネット上での粋な感想も抜粋してご紹介しましょう。
久々にVシネを見てみようかな、と思ったのが運の尽き。シリーズを次々見てしまいます!
まさに「漢の教科書」!
こういった感想を眺めているだけでも、本編を見たくなってしまうような魅力に溢れた作品だと言えるでしょう!
まとめ
今回は、現在までに30作を越えるシリーズとなっている人気作「日本統一」について、あらすじやキャスト相関図、感想や評価などをご紹介しました。
一度見始めたらクセになるこのシリーズ、全作制覇を目指して、ぜひ一度ご覧になってみて下さい!
