1997年に製作され、本国アメリカのみならず世界中で記録的な大ヒット、アカデミー賞にも輝いた映画『タイタニック』。
現在日本では、DVDやブルーレイなどのソフト、動画配信サイトなどで、「字幕版」と「吹き替え版」の両方を視聴することが出来ます。
今回は映画『タイタニック』について、吹き替え版のキャストと感想、吹き替え版と字幕版とどちらがいいのか?という点を調べてみました!

映画『タイタニック』日本語吹き替え版キャスト
映画『タイタニック』の日本語吹き替え版は、幾つかのバージョンが作られました。
流通しているDVD・ブルーレイなどの「ソフト版」では、主な登用人物の吹き替えキャストは、以下のようになっています。
- ジャック(レオナルド・ディカプリオ/松田洋治
- ローズ(ケイト・ウィンスレット)/日野由利加
- ホックリー(ビリー・ゼイン)/山寺宏一
- マーガレット(キャシー・ベイツ)/谷育子
- スミス船長(バーナード・ヒル)/大木民夫
- ロベット(ビル・パクストン)/石塚運昇
- 老後のローズ(グロリア・スチュアート)/佐々木すみ江
また、2001年にフジテレビの地上波で初めて放送された時の吹き替え版キャストは、以下の配役になっていました。
- ジャック(レオナルド・ディカプリオ/妻夫木聡
- ローズ(ケイト・ウィンスレット)/竹内結子
- ホックリー(ビリー・ゼイン)/江原正士
- マーガレット(キャシー・ベイツ)/小林幸子
- スミス船長(バーナード・ヒル)/久米明
- ロベット(ビル・パクストン)/堀内賢男
- 老後のローズ(グロリア・スチュアート)/京田尚子
その後2003年に、テレビ朝日でも放送。その時は、ジャックとローズの主役の2人と、キャシー・ベイツ役の吹き替えキャストが変わっています。
- ジャック(レオナルド・ディカプリオ/石田彰
- ローズ(ケイト・ウィンスレット)/冬馬由美
- ホックリー(ビリー・ゼイン)/江原正士
- マーガレット(キャシー・ベイツ)/一城みゆ希
- スミス船長(バーナード・ヒル)/久米明
- ロベット(ビル・パクストン)/堀内賢男
- 老後のローズ(グロリア・スチュアート)/京田尚子
更に、2004年に再びフジテレビで放送された際には、主役2人の吹き替えキャストのみ変更になっていました。
- ジャック(レオナルド・ディカプリオ/内田夕夜
- ローズ(ケイト・ウィンスレット)/岡寛恵
- ホックリー(ビリー・ゼイン)/江原正士
- マーガレット(キャシー・ベイツ)/一城みゆ希
- スミス船長(バーナード・ヒル)/久米明
- ロベット(ビル・パクストン)/堀内賢男
- 老後のローズ(グロリア・スチュアート)/京田尚子
おそらく現在ソフトや動画配信サイトなどで視聴する際に耳にする吹き替えは、一番上の「ソフト版」が多いかと思います。
逆に、最初に地上波放送された時のみの配役である「フジテレビ2001年版」は、レアな吹き替えだと言えるかもしれませんね!
映画『タイタニック』日本語吹き替え版の感想
現在ソフト版で流通している吹き替え版に関しては、プロの声優さんを起用していることもあり、字幕が苦手だという方にはピッタリの吹き替えだと思います。
ただ、最初にフジテレビで放送されたバージョンに関しては、主役に声優ではなく「人気俳優」を起用したことで、視聴率狙いの配役ではないかと、少なからず抵抗感を感じる方も多かったようです。
それが、その後の放送での「主役吹き替えキャストのみ交代」という結果に繋がったのではないかと思われます。
ただ、キャシー・ベイツ役の歌手・小林幸子さんは2度目のフジテレビ放送でもそのまま起用されていますので、こちらは有名人を起用して「ハマった配役」だったと言えるでしょう。
結論として、現在の吹替版は視聴に関しては悪くないという感想でした!

映画『タイタニック』日本語吹き替えと字幕どっちが良い?
吹き替え版と字幕版に関しては、見る側の好みもあり、いちがいに「どちらがいい」とは言えないことでもありますが。
ディカプリオはじめ、出演している俳優さんの「生の声」が聞きたい!という方は、断然字幕版がオススメです。
しかし吹き替え版は、字幕にとらわれることなく、俳優さんの表情などをじっくり追えるという利点もあります。
また、本編が3時間を超える「長尺」ですので、やはり字幕では疲れてしまうという方もいるでしょう。
字幕が苦手だという方には、吹き替え版も悪くないので最初からオススメしますが、まず最初は字幕版で見て、もし余裕があれば、吹き替え版で改めてじっくり見る・・・というのがいいのではないでしょうか?

まとめ
今回は、世界中で大ヒットし、アカデミー賞にも輝いた映画『タイタニック』について、吹き替え版のキャストと感想、吹き替え版と字幕版とどちらがいいのか?という点を調べてみました。
字幕版と吹き替え版は、見る方の好みにもよると思いますので、ぜひご自分に合った観賞方法でご覧になって下さい!