「女性向けの官能小説」としてアメリカでベストセラーになった小説を原作に制作され、日本でも2015年に公開された映画「フィフティシェイズオブグレイ」。
今回は、映画「フィフティシェイズオブグレイ」のあらすじとキャスト、ネタバレ感想、結末や挿入歌などについてご紹介したいと思います。

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映画『フィフティシェイズオブグレイ』あらすじ
平凡な生活を送っていて、これまで「運命の出会い」と言える男性に巡り合ったことがなかった女子大生、アナ・スティール。
ある日アナは、病気になったルームメイトの代理で、大企業の若き創設者、クリスチャン・グレイのインタビューに出かけます。
まだ27歳でしかもイケメンの大金持ちであるクリスに、アナの心はときめきます。
緊張のためアナのインタビューは上手く運びませんでしたが、クリスそんなはアナに関心を示します。
後日、アナのバイト先にクリスがやって来ます。突然の訪問に驚き、舞い上がるアナ。
クリスはインタビュー用の写真撮影にも快く応じてくれ、撮影後にアナとクリスは2人でコーヒーショップへ入ります。
ところが、コーヒーショップを出ようとしたところで、アナは車にひかれそうになってしまいます。とっさにアナの体を引き寄せるクリス。
2人の体は密着し、アナはクリスにキスをねだります。しかしクリスは、「私に近づいてはいけない、私は君にふさわしい男ではない」と、アナを拒絶します。
初めて「運命の人」かと感じたクリスにフラれたのだと思い、アナは悲しみにくれます。
その後、大学の卒業パーティーで酔っ払ったアナの前に、再びクリスが現れます。
クリスはアナを連れ、宿泊先のホテルへ。ここでもクリスは、「契約を結ぶまでは、君に手を出せない」とアナに触れようとしません。
しかしエレベーターの中で2人きりになり、クリスは「契約などどうでもいい」と、こらえきれないようにアナを抱きしめ、キスを交わすのでした。

映画『フィフティシェイズオブグレイ』キャスト
アナ・スティール/演:ダコタ・ジョンソン
クリスチャン・グレイ/演:ジェイミー・ドーナン
カーラ・メイ・ウィルクス.演:ジェニファー・イーリー
ケイト・キャヴァナー/演:エロイーズ・マンフォード
ホセ・ロドリゲス/演:ヴィクター・ラスク
エリオット・グレイ/演:ルーク・グライムス
グレース・トレヴェリアン・グレイ/演:マーシャ・ゲイ・ハーデン
映画『フィフティシェイズオブグレイ』ネタバレ感想
アナはクリスと共に、ヘリコプターで空の旅を満喫したあと、クリスの家に。クリスはアナに、自分は普通の恋愛に興味がない、特別な嗜好を持っていると告げ、「契約書」をアナに渡します。
契約書には、クリスの体に触れてはならない、一緒のベッドでは眠らない、この契約は秘密にするという内容が書かれていました。
クリスに連れられて彼の「プレイルーム」へ入ったアナが見たものは、手錠やムチなど、SMプレイに使う道具の数々でした。
自分が憧れていた理想の恋愛とはかけ離れた契約書とプレイルームの「正体」に、戸惑うアナ。
加えて、これまで男性経験がなかったこともあり、クリスが求めるプレイに不安を覚えるアナに、クリスはまず、激しいプレイを伴わない行為をします。
アナは初めての経験に戸惑いつつも、クリスのSMプレイに慣れていこうと努力し、同時にSMプレイによる快楽も少しずつ覚え始めます。クリスもアナのことを特別な存在だと認識しており、2人の契約はお互いに修正を加えつつ続いていきます。
しかし、あくまで自分は「支配者」であり、アナは支配者に従う「従属者」であるという関係を守ろうとするクリスと、「それ以上の関係」を求めるアナとの間で、溝が出来始めてしまうのでした。

「イケメンでお金持ちの成功者」だった憧れの人・クリスが、その「本性」を現す映画の中盤で、ロマンス映画化と思ったらSMプレイが出てくるという意外性と衝撃が、話題になったと言えるでしょう。
観客と同じく、クリスの嗜好に驚き戸惑いつつ、いつしかその快楽を感じ始めるヒロインの動向も、注目される部分だと思います!
映画『フィフティシェイズオブグレイ』結末
アナはある日決心して、クリスが求めている「本気のプレイ」を求めます。それをやってしまったら君に嫌われると、クリスは最初は断りますが、アナの押しに負け、アナを思い切りムチで叩きます。
想像以上の激痛に耐えきれず、泣き出すアナ。心配して抱き寄せようとするクリスも振り払い、アナはクリスの家を出ていきます。アナは自分が、「クリスが望んでいる相手」にはなれないことを、身を持って実感したのです。
アナはクリスとの契約を解除し、別れを決意します。アナを離したくないと思いつつ、クリスも去っていくアナを止めることはしませんでした。
映画『フィフティシェイズオブグレイ』挿入歌
映画『フィフティシェイズオブグレイ』に使用された曲を集めたサウンドトラックのアルバムからは、3曲がシングルとして発売されています。
ザ・ウィークエンド『Earn It』
エリー・ゴールディング『Love Me like You Do』
シーア『Salted Wound』
まとめ
今回は、その衝撃的な内容が話題となったラブロマンス映画「フィフティシェイズオブグレイ」について、あらすじとキャスト、ネタバレ感想、結末や挿入歌などについてご紹介しました。
「衝撃的内容」だけに賛否両論もある作品ですが、同時に世間の注目を浴びたことは間違いありませんので、一度は鑑賞しておきたい作品のひとつだと思います!
