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もみの家 (映画)ロケ地やキャストを紹介!あらすじネタバレ感想も

モデル出身で、映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で数々の新人賞を受賞した南沙良(みなみ さら)さんが主演する新作映画、「もみの家

映画の背景となる自然が美しく、早くも「名作!」「感動した!」という声が寄せられる本作の、ロケ地はどこだったのでしょうか?

今回は、映画「もみの家」の気になるロケ地や、キャスト、あらすじ・ネタバレなどについてご紹介いたします!

もみの家 (映画)のロケ地は?

映画の舞台となる、心に不安を抱えた若者を受け入れる施設「もみの家」で、映画のストーリーと共に映し出される美しい自然の光景。

映画を見た人なら間違いなく瞼に焼き付くこの舞台の撮影は、全て富山県内で行われました!

主な舞台となる民家や、田植えなどの農作業を撮影したのは、砺波市の散居村

その他、鉢伏山の山頂、南砺市の福野地域、神通側のさくら堤、立山町の岩峅寺駅前広場などが、ロケ地として使用されたとのことです。

じっくり一年間をかけて、季節の移り変わりを捉えたという映像は、きっと心に残ることと思います!

もみの家 (映画)キャスト一覧

続いて、映画「もみの家」のキャストをご紹介します。

  • 主人公・本田彩花/演:南沙良
  • もみの家の主宰者・佐藤泰利/演:緒方直人
  • 泰利の妻・恵/演:田中美里
  • もみの家のOB・梶原淳平/演:中村蒼
  • 彩花の母・朋美/演:渡辺真起子
  • 彩花の父・隆志/演:二階堂智
  • もみの家のご近所さん/演:菅原大吉、佐々木ふみ江

もみの家 (映画)あらすじ

それぞれ、心の中に様々不安を抱えた若者たちを受け入れる施設、「もみの家」。

そんなもみの家に、新しい16歳の若者、本田彩花がやって来ます。

高校を不登校になって半年が経過し、母親に連れ添われてやって来た彩花を、主宰者の佐藤は優しく迎え入れます。

朝は早く起きて農作業に精を出すのがもみの家での基本的な生活ですが、早起きに慣れていない彩花は、最初は食事もまともに喉を通らないような状態でした。

更に、お調子者の男子に、ふざけて農作業中に田んぼの中に突き落とされ、彩花は全身泥だらけになりながら、黙って田んぼを後にします。

そんな彩花を、もみの家の仲間たち、そしてもみの家を見守る周囲の人たちが、暖かく見守っていきます。

そして彩花はいつしか、豊かな自然と温かい人々に囲まれ、自分と向き合い始めるのでした・・・。

もみの家 (映画)ネタバレ感想

すでにご覧になった方々の感想の中では、やはり一年をかけてされた、季節の移り変わりを映し出す豊かな自然の風景が印象に残ったという意見が多いですね。

季節の移り変わりと共に、主人公である彩花の心も、少しずつ「変化」していく。

多感で微妙な時期である思春期の10代という難しい役どころを見事に演じた、南さんへの演技も絶賛されています!

南さんが数々の新人賞を獲得した映画「志乃ちゃんは自分の名前が書けない」も、吃音症に悩む少女を演じた作品でした。

時には鼻水を流しながら、全身で「感情」を表現する様は、各方面から高い評価を得たのです。

そんな南さんの高い演技力と経験が、本作でも十二分に生かされていると言えそうですね!

映画自体も、終盤でことさらに大きな「感動のクライマックス!」を用意しているわけではないのですが、逆にそれが「日常の積み重ね」により主人公が立ち直っていくことを示しているのだと言えますね。

昨年惜しくもお亡くなりになり、本作が「遺作」となった佐々木すみ江さんが、慣れない環境の中、なかなか周囲に打ち解けられない主人公を慰める役柄として、非常に大きな存在になっているのも見どころです。

あとは、本編中に出てくる、もみの家の生徒たちによる「農作物」が、「ほんとに美味しそう!」という感想も目立ちました(笑)

終盤、終始うつむき加減だった彩花が「しっかりと前を向いて自転車を漕ぐ」姿に、気持ちの変化と「成長」を感じ取った方が多かったようです。

何かと大変なことが多い今の世の中で、疲弊した心を間違いなく「癒やしてくれる」映画だと言えるでしょう!

まとめ

今回は、南沙良さんの主演した映画「もみの家」の気になるロケ地、キャスト、あらすじ・ネタバレなどについてご紹介いたしました。

何かと世知辛い世の中ですが、こんな映画で「癒やされる」のもいいのではないでしょうか?